【今月の教化部長の言葉】令和6年10月

生長の家総本山の特別誓願と、「石上げの行」を実践しよう

教化部長 大塚 和富 

 

 毎年11月21日には、生長の家総本山において、龍宮住吉本宮秋季大祭が執り行われ、「 世界平和実現のための特別誓願 」が実施されています。 この特別誓願は、世界平和実現のために生長の家信徒一人一人が、龍宮住吉本宮に鎮まります、天之御中主大神、高御産巣日神、神産巣日神、住吉大神の全身全霊として人類光明化運動・国際平和信仰運動に邁進することを堅くお誓い申し上げ、まことなる願いを捧げるものです。 したがって、個人的な願い事とは本質的に違い、神・自然・人間の大調和という神意現成を祈ることが特別誓願の趣旨です。

 特別誓願リーフレットに掲載されている、第349回団体参拝練成会(2013年)に参加された藤井さんの体験談を紹介します。

 

 

「(前略)今年、ブラジル人幹部研修会で、講師の方が、総本山は世界平和のために祈るところであると教えてくれました。 私はそれにとても感動し、是非、団参に参加し、世界平和のために祈りたいと思いました。

 時には身の回りの事に捕らわれ、振り回されることもありますが、世界平和の為に祈ることは自分より偉大な事に心を振り向け、悩みから執着を放ち、現象の自分から解放される思いになります。 その偉大な世界平和の祈りが、ここ総本山で出来ることに感謝の思いでいっぱいです(後略)」

 

 

 特別誓願することが世界平和につながることであり、信仰者一人一人が誓願しようではありませんか。

 

 

 

 

「石上げの行」に参加しよう!

 

 

 10月の3会場の見真会で行われる「石上げの行」に参加しませんか。

 昨年も10月の「大愛知見真会」「三河道場見真会」「豊橋道場見真会」で、初めて「石上げの行」が行われ、自分の体を含む自然との交流を通して、自らの希望成就や課題解決を祈る行を体験いたしました。 ムスビの働きを意識しつつ、石に3つの穴を金槌とタガネによって彫り、「石上げの御祭」を行った後で、彫った石をリュックサックに背負って、百メートル以上の山に「石を上げる」行事です。

 石に穴を彫る作業は、ムスビを意識して、自然の一部である「石」に希望成就や課題解決を祈ります。 彫った石は御祭で一度「造化の三神」供え、その後は「石を上げる」ために山に登って石を納めます。 自分の体を使いながら自然との触れ合いはとても素晴らしく、感動します。