御祭の神官奉仕で、無心で「神」との対面に感動!
教化部長 大塚 和富
2月は、11日が日本の建国を記念する「 建国記念の日 」であります。 愛知県教化部では大愛知見真会の開催と共に大道場において「 建国記念の日祝賀式 」が執り行われます。 式典に参加して日本の建国の理想を再確認しようではありませんか。
また23日は今上陛下の誕生日のお目出たい日であります。 天皇陛下は宮中三殿( 賢所、皇霊殿、神殿 )において、決められたみまつりを真摯に執行されており、神々への拝礼のお蔭で私たちは幸せに暮らすことが出来ていると私は実感しており、日々、天皇陛下に感謝しています。 その他、国民一人々々にまで及ぶ公平無私な大愛を被災地などへの慰霊の訪問と、世界平和を常に祈られるお言葉をお聴きするたびに、中心に天皇陛下をいただく素晴らしさを実感し、日本は現に世界で最も安定し、かつ繁栄していると思う次第です。
私は教化部長の任務の一つとして、教化部等における御祭を大切にしています。 特に祭司として御祭を執り行う場合、神に対する心の姿勢が大切で、二拝二拍手一揖の作法と祝詞を告げることに全精力を集中します。 神官として御祭を行うことに使命感を感じていますが、私には神官の遺伝子が組み込まれているのではないかと思います。 それは母の実家は岐阜県白川郷の合掌造りであり、先祖代々、当主が地域の神社の神主として奉仕している家庭でした。 数十年前に今上陛下が学生時代の頃、歴史研究会として白川郷に訪問された際、母の実家が民宿「 ふるさと 」を営んでおり、ご宿泊地として選ばれたようです。 白川郷には旅館や民宿が多々ありますが、何故、母の実家が選ばれたのかを考えてみると、代々神主として奉仕していることが要因ではないかと思いました。 秋篠宮殿下が学生時代の時もやはり白川郷を訪問されたおり、母の実家にご宿泊なされました。 母の兄( 義父 )が齢を重ね年齢的に神主として司祭することが難しくなり、私の兄弟( 6人 )の誰かが神主を継いでくれないかと相談がありました。 しかし、義父の子弟には2人の男子があるが、2人とも独立して離れているとのこと。 そこで私はその兄弟に対して代々神主として由緒ある家系なのでどちらかが神主を継ぐべきと話したが、残念ながら実現しませんでした。
愛知県教化部では毎月の龍宮住吉分社月次祭をはじめ、六月晦大祓式、大晦大祓式、春秋の布教功労物故者追悼慰霊祭、先祖供養祭がそれぞれ執り行われています。 教化部では男性の神官10名程が担当してくださり、それぞれ交代で御祭が執り行われて有難いばかりです。